戦後60年、いろいろなことがあった年月です。
「戦争はもいいやだ」と誰もが思っています。
まもなく8月15日が訪れます。
そこで、「戦争にまつわる私の体験」をみんなで語り合って考えましょう。
あのころ常食だった「すいとん」を食べながら、夏の夕べを次代に生きる人への贈り物として。
平成17年7月29日(金)午後6時から9時
場所:平和館参加費:500円
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開催された「戦争を語る会」についてお知らせします。
町内外から50人が参加。武川会長は
「戦中、戦後の思いを1人ひとりが語りながら。戦争の恐ろしさや平和の大切さを次代に繋げていきたい」と挨拶。
終戦当時小学生だった人は
「着物を持って穀物を買い付けにいったが、帰りに没収された」
「招集令を受けた父親が目に涙をためて、語った」
「青春時代はお腹がすいて切ない思いをしていた」
「空襲にあっが、防空壕に逃げ込んで助かった」
東京大空襲にあった女性は
「昨日のことは忘れても戦争の怖さだけは痛切に覚えてる」
戦争をしらない時代の参加者からは
「今も千人針が残ってる。防空壕もある。親から戦争の怖さを聞いてる」
「戦争を起こさないために私たちができることは、選挙に行って責任を果たすこと。棄権してはいけない」
などと時間いっぱいに語られた。まだまだ多くの参加者からはたくさんの経験談が語られるようであったが、時間の都合で終了した。
このような機会をもっと頻繁につくって、子供たちや若い世代に伝えていくことが戦争を起こさないために、大切な行動だと語り合った。
会が始まる前にすいとんの試食会があったが、作った担当者が料理研究家であったことや、肉やふんだんの野菜が入っていたので、「戦争中はこんなに美味しくなかった。こんなごちそうではなく、まずかった」と体験者は語っていたが、すいとんも作り方でおいしい料理になると話されていた。
二度と戦争が起きないようにするために、私たちは何ができるのか。また、今このときも世界中で戦争やテロが起きてることに、大変心が痛む。
世界中の子供たち、世界中の人々が安全で平和な生活ができる日を向かえたい。