12月議会報告no.5

12月議会一般質問その3(防災について1)

防災について
各地区における防災体制と町のつながりについて
先日、総務常任委員会の研修で小千谷市を視察してまいりました。昨年の新潟県中越大震災からの復興状況をお聞きして、今後の防災について研修しました。その中からお聞きいたします。
まず、「小千谷市の教訓」ということで10項目あげられました。その中で
・コミュニテイを大切に
・災害時の行政の対応には、限界があることをPR
・心のケア(大人に対しても)
という項目がありました。

質問:現在、町の防災体制は各区ごとに組織されていますが、防災体制の整備のバランス(各区の体制の中であるところとないところ)ついてどのような支援をされていますかお聞かせください。(チェックとフォロー)

答弁:防災という名前というともありますがそれぞれの地域で異なっている。形態といいますか、対応が異なっている。町からのノウハウもまだ充分でないこともあるが一部消防的な要素の中でそちらの救命救助、あるいはいろいろな救助講習会を行っていますので、区によっては自主的にそういった講習会を行っているわけでありますので、そのつど点検がなされているだろうと理解している。また年一回総合防災訓練をやっていますが、そのおりに各区においてはそれぞれの自主防災会を中心としながら活動をしながら、各区のチェックをして頂いている。
わたしの方からえらい各区が強制的にこうだからといった話はありませんが、毎月開かれる区長会等で話題になったり、各課から要請する案件に「こんなことをやりたい。他の区はどうですか。」といった情報公開の場として区長会が機能している。

質問:小千谷市においては、「地域のリーダーの育成が必要」としていますが、町ではどのような育成と支援をお考えかお聞かせください

答弁:町内会は区長さんが兼務してる。一部では選挙で選出してるところもあるようですが、三区を除いてあとは任期が一年ということで、組織が一年という単年度という単位で、地域における継続した、防災対策あるいは人材育成といったたいへんかなあと感じてる。全国的に東海の地震指定地域になったということで、それぞれ先進地の取り組み等々を見聞きしてきてる。自主防災会に対して専門的に指導助言を行う部分では、静岡では防災指導員というような形で図ってるとお聞きします。地域においての防災マップを作成し明確に情報の共有化を図ってそういった防災指導員が指導にあたっている事例もあります。当町では10区では防災担当職員による、家具の転倒防止講習会などいろいろな講習会に参加をさせて戴いている。そういった地域防災を担うといった人材育成という部分では町はこういったことに対して、消防団と協議をしながら検討を開始した状況であります