現在、「2007年問題と」いうことで、「働き手が減る」「消費スタイルが変化する」「医療・介護費用が増加する」「年金は実質目減りする」といったことが報道されています。当町でも団塊の世代の人口が多いことは同じであります。
現在、町の人口は9月1日現在で22,349人です。その中にあって団塊の世代の人口は平成19年4月1日現在で55歳から60歳が1,885人、と多くをしめています。この世代が平成19年度からじょじょに退職して、地域で暮らしていくようになります。現在、職員においても団塊の世代の退職者が平成19年11人平成20年に11人平成21年に18人、平成22年に18人といった予測がされています。団塊の世代は、時代をリードし、現在の社会を築いてきた世代でもあります。団塊の世代の人たちが培った経験や知識をまちづくりのなかでどのように活かしていくのかが課題ではないでしょうか。それにはまず、団塊の世代の人たちのニーズの把握が必要と考えます。そこでお聞きしますが
①団塊の世代の人たちのニーズがどのようなのかの状況の把握の計画は?例えば、まちづくりに参加する意識があるかどうか?それは具体的にどのようなことか?についてのお考えをお聞かせください?
課長:団塊の世代のニーズ・考え方の状況を把握したものはありません。今後にについては団塊の世代の退職者はたまたま人数が多いのですが、いままでの退職者もこれからの退職者もおるわけでして、団塊の世代だけのニーズの調査の計画はございません。
町長:団塊の世代の方々が大量に退職をされて大量に地域に出てこられる。その方たちのお力をお借りすることは重要なことだと思っている。現在民公協働のまちづくりということで、いろいろな部分で地域の方たちに協力を頂いてまちづくりを進めようとしている。是非ともそういったいろいろな技術や能力をお持ちの方たちに積極的に参加していただきたい。