9月定例議会

一般質問

一般質問
☆6月定例会・一般質問☆
   〜小口貞義教育長就任にあたって〜
 小沢教育長の就任にあたってという通告をさせていただいております。昨日も同僚議員からの質問がございましたが、そこも含めさらにわたくしなりに質問させていただきたく思います。
 さて、人が差別のない豊かな社会で生き、ともに楽しく暮らすために、学校教育はもとより、社会教育、生涯教育の重要性が認識され、さらに、子育て支援も課題とされています。新しい教育長への町民の皆さんの期待は大きものがあります。そこで教育長の姿勢を、全体的な面と具体的な面の、両面からお尋ね致します。
青木:教育長の就任に当たってどのような基本理念や方針 をおもちでしょうか?お聞かせください。
教育長:昨日、環境が人をつくる。その環境をつくるのが 人であると述べました。これを町の方針に照らして考えたら環境は町である。環境が人をつくるとは町が人をつくることである。その環境をつくるのが人である。という考え方に立てばこの町をつくるのはまた人である。この町というのは願いとして住んでみたい、住み続けたい、住んでよかったというキャッチフレーズがあります。そういう町をつくるのはまた人である。町民である。こんな事例がありました。東京の家族旅行者が艇庫の前で脱輪して困っていたところ、艇庫の前にいた何人かの若者と町の人たちのみなさんが助けてくれて無事車を動かすことができ、町のやさしい気持ちに触れられ良い思い出ができたという内容の感謝のはがきが届きました。いわゆる下諏訪力の創造とは私たちの足下にあると町民の方々、私どもが思うことが下諏訪力の創造なのだと感じました。
 その視点に立ち、次の時代を担う宝として子どもたちの健全育成をどうすればいいのかに立っていえば、子どもたちが生まれ育ったこの町を自分の故郷として誇りとして豊かに逞しく生きていかなければならない。そのためにどうするかといえば、下諏訪ならではの恵まれた環境があることをお互いに自覚しなければならない。そういったものを下諏訪町の創造にいかに活かしていくか具体的に必要になってこようかと思います。そのためにはまず、大人は下諏訪を愛し、下諏訪が好きだと実感できるそういう生き方の中にあってはじめて子どもは育っていくんだと私は感じている。それが環境が人をつくる、人が環境をつくることの裏付けになっている。
青木:わたしたちは「教育委員会」といいますと4人の教 育委員さん方の教育委員会がまず最初にきます。つまりこの4人の教育委員さん方を大変身近に感じているからだと思います。そこで教育長のお考えをお聞かせください。
4人の教育委員会についてどのようにお考えでしょうか?
教育長:教育委員長も常に住民と繋がって、その声を大事 にしながら教育行政に活かしてまいりたいという基本姿勢であります。教育委員でありますが私を含め女性2名、男性3名です。町民一人一人の生涯学習を充実させたものにするためには家庭教育、学校教育、社会教育がいい形で融合していかなければいけない。そういう政策が必要になってこようかなあと感じている訳でありますけれども。4人の教育委員のみなさんはそれぞれ幅広い経験をお持ちで現在それぞれ子どもたちの健全育成に係わってきている方たちです。いい形で反映していただけるのではないかと考えています。