6月定例議会

6月定例議会

☆6月定例会・一般質問☆
   〜学校図書について〜
「学校図書」につて調べるにあたり、北小、南小、社中、下中の4校に伺い各学校の校長先生、および司書の先生と直接お話をお聞きしました。小学校の図書室は子どもたちが休み時間や放課後に気軽に来て、本を借りたり返したりといった息づかいが感じられるものでした。司書の先生も子どもたちが求めているものに答えるために、話題の本や人気の本が並べて、関心を深めるような工夫がされておりました。社中の生徒たちは図書室によく訪れ、本を借りたり、授業で利用したりと賑やかでした。下中では校舎に入ると「ちょこっと一息コーナー 必見」と題した図書委員の生徒による手作りの大きなポスターが目を引きました。廊下には生徒たちが進める本と一緒に、手作りのメッセージが並んでいて思わず手にとって見てみました。
青木:教育長の学校図書に対するお考えをお聞きします。
教育長:それぞれの学校の実態を見てきて頂き、その上でこの町の学校図書館が活気溢れていることをご理解いただきありがたく思います。私は教員である時から、ずーと学校図書館については専門にやってきました。県下の情勢もかなり把握しています。町の学校図書館は昭和30年代から先駆的に町から力をくださいまして、その当時県下で学校司書は公費で入っている所は数校でした。町が学校図書館に寄せる力は大きく、今も続いている。先輩たちがやってきてくれたものを絶対に落としてはならないと、この町が本好きな子どもたちを排出するに役立つような施策をすべきたとやってきました。    
青木:町の「読み聞かせ」の現状と歴史は?
教育長:それぞれ学校が工夫し、ボランティアに来て頂いて取り組んでいることは新聞その他でお知らせ頂いている。こどもたちにとって幾つになっても、人に本を読んでもらうことは楽しいことであります。人と人との出合い、物と人の出合いが人間として目覚めていく良い機会が読み聞かせと思っている。言葉を聞きながら人の心や情景を描いていく力は人間として大事な力。小学校・中学校のそれぞれの発達段階に応じて、町で取り組んでいますように、地域の方達の力によってなしえられていることは、教育上考えても大変有効なありがたいものだと捉えています。