生ごみ減容リサイクル事業が開始

循環型社会を目指してスタート

☆生ごみのたい肥化☆

家庭生ごみリサイクル事業が始まった。
生ゴミ処理施設に家庭から各自が生ゴミを持ち込むシステムだ。現在焼却処分されている「可燃ごみ」の3割から4割は「生ごみ」。この「生ごみ」を燃やさないでリサイクルを進め、最終的にはごみをなくし「生ごみ循環型システム」の構築を目指していく。
現在、4回の住民説明会で100世帯近くの参加応募があった。12月26日からスタート。処理機は景観に配慮して木で装飾してあり、木のぬくもりに包まれてやわらかい雰囲気であった。また、室内はプレハブの内装であったが、随時木で装飾を施すと委託業者の説明があった。担当されているお二人に質問したら「生ごみのたい肥化による循環型社会の構築を望む。多くの人の賛同を得られたら嬉しい。」と語っていた。わたしも実際、生ごみを分別したら、焼却ゴミの量がかなり減ったと実感した。特に水分がない分だけごみが軽くなって「本当にリサイクルしてる」と実感。また、ごみに対する意識も更に高揚して、ゴミの存在が焼却ゴミではなく「リサイクルするもの」と位置づけさせられた。 
目的、効果
・生ごみをリサイクルすることで、ごみの減量化資源化を推進し、循環型社会の構築
・環境や焼却施設の負荷を減らす
・「ごみ」だけではなく「食」について考える機会として意識の高揚が期待できる
・良質なたい肥利用による新たな事業展開が期待できる
5カ年計画
またこのリサイクル事業で清掃センターの焼却ゴミの生ごみを減量で焼却炉の負担も減る。本年度は実験として位置づけて300世帯をめざしてスタートする。2年目は試行とし、600世帯、3年目は本格的実施で1,200世帯をめざしてる。
施設規模
1日300㎏の処理能力を持つ生ごみ処理機2機を設置
公募による推進委員会が主体で運営