新聞報道によりますと業界団体の日本ポリオレフィンフィルム工業会の推定だと、国内で年間使用されるレジ袋はスーパーで通常使用されるLLサイズ換算で305億枚。これを原油に換算すると55万8千キロリットルになるとしてます。現行法でも収集・リサイクルの対象になっているが、個別に収集している自治体は少ない。環境省では「無駄遣いの象徴であり、道ばたなどに投棄されるごみの中では1番目立つ」としてます。
現在レジ袋について国でも有料化するということも語られていますが、まだ今後については細部の検討が必要な状況です。レジ袋の町行政としての取り組みは。
【答・生活環境課長】現在、レジ袋につきましては県の生活学校連絡協議会それから下諏訪生活学校といいのが推進団体になっていただきまして、これを県、下諏訪町、あるいは下諏訪町の消費者の会が後援するという形で取り組んでいる状況。取り組みの内容としては毎月5日を「ノーレジ袋の日」として定め、買い物袋を持参することを進めたり、レジ袋をできるだけもらわないといった運動を展開してる。町単独の運動は特に行っていない状況。これからの取り組みということになりますが、容器リサイクル法がここで10年経過するという状況の中でレジ袋の有料化だとかゴミ収集事業者に一部負担かけるとか2007年度の施行をめざしながら国のほうでも検討されてる。これらの容器リサイクル法を見定める中で住民、事業者へのPRをしていかなければいけないと思ってる。
【問・青木】実際にゴミの中のレジ袋の割合どのように調査し、量を把握してるのか?
現実にはゴミ袋に入れるとき、レジ袋に入れてから、ゴミ袋にいれるケースが多いと想定されます。ゴミ袋に入れられた、レジ袋はゴミの焼却に対してはマイナス要因ですか?
焼却炉においてはレジ袋はやっかいものとして扱われていますか?
【答・生活環境課長】レジ袋に入れたゴミでありましても決して好ましいという状況では有りませんけれども分別さえきちんとされていれば焼却に限っては特に問題がない。
【問・青木】現在、町民1人あたりに対して、ゴミにかかる金額がいくらかお聞かせください。近隣との比較と県内、国内ではいくらが平均的な金額かお聞かせください。
【答・生活環境課長】ゴミの処理費用の関係でありますが、現時点では市町村で算出方法はまちまちである状態から比較はかなり難しい状態であります。といいますのも原価焼却を加えるのかどうのこうの言う中では、非常に計算が難しい状態になっています。これらを今、国が統一方向で定め、そいうったものも比較できるように進められている状況であります。したがいまして統一された平均だとか比較だとかは容易にはできないわけではありますけれども現状町の場合でゴミ処理費用ということで計算しますと、これは人件費を含めた費用ということになりますが、全く単純な計算ということにはなりますが、平成16年の決算でいいますと町民1人あたり10,098円、ゴミ1キロあたりでは5.4円というのが町の今の費用であります。
【問・青木】税金が1人あたりいくら使われているといったわかりやすい表示について町長のお考えをお聞かせください。
【答町長】できるだけ町民の皆さんに行政がどういった負担をしてるんだという情報公開をしていくことは大事なことだと思っております。さらに研究をして進めていきたいと思っている。
【問・青木】現在遣われている、ゴミの回収袋について?